
幅狭ジャッキ RAILMAN® 製 RJ15TP 発売
投稿日:2025年07月10日
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RAILMAN®製 幅狭ジャッキ RJ15TP
株式会社石田製作所(代表取締役 石田匡慶)は、軌道整備で鉄道レールを扛上させるレールジャッキの改良型、幅狭ジャッキを2025年7月21日頃より発売致します。幅狭ジャッキの最大の魅力は枕木間隔が狭い場所でも従来通りの作業方法を実現することができます。1部の区間におきましては既にPC枕木形状の変更や翼付き、枕木の本数を見直しを行い、軌道変異を最小限に抑えるた為に枕木本数を増やしている区間がございます。そういった区間では従来からのジャッキ(自社製ジャッキRJ15)では、枕木間に入りづらい場所が発生してしまう可能性がございます。また、橋梁付近の前後では枕木間隔が非常に狭い区間がございます。RAILMANでは、そんなに狭い場所でもジャッキアップを可能とした改良型の幅狭ジャッキをご提案致します。尚、この幅狭ジャッキは知的財産権として設計が実現可能となる為の主要部分を部分意匠登録を申請中でございます。RAILMANはこれからも安全で快適な鉄道保線機械を提案し続けて参ります。
日本特許庁 部分意匠登録申請中(整理番号 F25D026 出願番号 2025-014094)
日本特許庁 部分意匠登録申請中(整理番号 F25D027 出願番号 2025-014095)
日本特許庁 部分意匠登録申請中(整理番号 F25D028 出願番号 2025-014096)
型式 | 発売開始日 | メーカー希望小売価格 |
RJ15TP | 2025年7月21日 | ¥オープン価格(送料・税別) |
高崎線 湘南新宿ライン 上野東京ライン(参考写真)
ジャッキを挿せる幅が数十ミリ程度と狭い。
『RJ15TP』の主な特徴
1、枕木間隔が狭い場所で使えます。
一部の区間では、枕木の本数を増やして軌道整備が進行中でございます。枕木間隔が狭い場所、橋梁付近では既存のジャッキ(自社製RJ15型)のジャッキでは入りにくい場所が発生する可能性がございます。そんな枕木間隔が狭い場所には、RJ15TP型ジャッキをご推奨いたします。
2、国内トップの許容容量15 ton の純日本製(Made in JAPAN)
全てのパーツが純国産の日本製。日本製であることから材質・熱処理共に剛性が高く、許容容量が他社製に比べ大幅にアップしております。内部のギアは、JIS規格に基づいた設計になっております。また安定供給の面から、あらゆる変化が著しい世界情勢に影響されない100%国産というメリットをご提案致します。サービスパーツは、国内適正価格で供給を致します。また、供給スピードも国内工場(群馬県桐生市)からの出荷となりますので、最短で翌日、遅くとも1週間以内にパーツを供給することができます。(パーツ在庫の欠品時を除き。)
3、メーカー品質、自社工場(ISO9001認証取得工場)が作ったジャッキ。
全ての部品を1から全て作図し、自社工場内で製造しました。メーカーだからできる材料から材質まで全てを自社で選定し、設計・製造を行いました。設計開発および、製造面についてはISO9001:2015年度版に基づいて品質管理を行っております。
4、従来品と同じ機能で同じ使い勝手を実現。
大きなトラックジャッキと違い、コンパクトな豆ジャッキのデザインを維持。退避時も従来通りの退避を実現します。またラッチ式(ギア式グリス)である為、油圧式と異なり、油漏れの心配がございません。
5、今後、細かな御要望にもお応えすることができます。
RAILMANはメーカーです。メーカーだからこそ、図面を書き、試作し、製品や部品を評価し、ユーザー様よりご要望する事項(使いやすく、扱いやすい機械)に細かな仕様変更を行うことができます。
仕様
型式 | RJ15TP |
形式 | 急降下式 |
許容容量 | 頭部 15 ton |
許容容量 | 爪部 10 ton |
ストローク | 100 mm |
下降時の高さ | 187 mm |
爪部の高さ | 55 mm |
本体重量 | 16.9 kg |
付属品 | レバーハンドル 1.8kg |
外観寸法
免責事項
※製品仕様は予告なしに、品質向上、軽量化の為に変更することがあります。
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本社 RAILMAN 営業課
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